やすらぎこみち

自分の病の経験から、あなたの心に寄り添えるように

人生で初めて死を感じた日。

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こんにちわ。なべです!

28年10月30日

僕は死ぬと思った。

この日の事は一生忘れることはない。


病気の診断を受け、最初の6ヶ月間は薬を飲み続けるのだが、それでも改善しない場合。

入院してウサギのホルモンを、体の中にいれる治療をしなければならなかったのだ。(ATG療法)

人間の抗体以外のものを、入れる事は、副作用が半端じゃないと宣言されていた!

生きるためには治療をするしかなかったのだ。

12時間の1週間入れるのだが、ウサギさんを抑えるために違う薬をバンバン体の中に入れていく。


僕の場合、副作用はあまりなく、不眠ぐらいですんだが‥‥

体の限界を感じた。

入院して今まで順調に思えていたが、悪夢の日は近づいていた。

30日午後2時頃、急変したのだ。

容態は全身痙攣、制御不能。意識あり。

今まで制御不能になった事などなかったが

案外冷静になるものだと痛感した。

ドクター3~4人 看護師も。
駆けつけ、処置が始まり、次第に意識が遠くなっていくのが分かる。

気づくと個室に移動された。

気づくと足元には親が涙を脱ぐんでいた、数分たち彼女も病室に駆けつけた。

薬の影響だろうか、意識はもうろうとしているが、体は正常になっているのは、わかる。

原因はわからないが、てんかんの可能性があるため、検査をします!との事。

その日は脳波だけで済み。

翌日からは、原因解明のため神経内科MRI、などたくさんの検査をされたが

最終的,原因不明。

『多分』薬の影響と言われた。

そんな曖昧な言葉があるのか。